カプラ積み木ワークショップ ~まちを作ろう!~

子どもたちの大好きな遊びの一つでもあるカプラ積み木。子どもたちが作る作品はどれもダイナミックであったり、繊細であったりと驚かされることも多くあります。そんな中、もっと、子どもたちにカプラ積み木の楽しさを味わってもらおうと、年長児さんを対象にエール株式会社から講師の方を招いて、カプラ積み木のワークショップを開催しました。

先ずは「ねてるくん」「おきてるくん」「たってるくん」という基本的なカプラ積み木の積み方の呼び方を教えてもらいながら、先生が積み重ねていきます。手際よく積み重ねていく姿に子どもたちも「わ~!」と驚きの声が…。早く自分たちもやってみたいと思ったところで、「誰が一番高く積み上げれるか競争」が始まります。一人で黙々とする子、友だちと協力しながら作る子など様々です。

 

 

 

そして、最後は「みんなでまちを作ろう!」です。一人で作った線路を友だちの線路とつなげると一つの大きな線路が出来上がり。

その周りに思い思いの建物などを作っていきます。高い塔や駅ビルなど個性豊かな建物が出来ていく一方で、先生がたくさんの「技」を披露!そのたびに子どもたちの目は釘つげで「やってみたい!」という気持ちが高ぶります。そして、プレイルームいっぱいに広がった「まち」が出来上がりました。

今回のワークショップではたくさんの「技」を教えてもらったことはもちろん、友だちと一つのものを作る楽しさ、失敗してもまたやり直すことができる、そういったことを学ぶ機会にもなりました。何よりも子どもたち自身が「やりたい」「やってみよう」と感じ、取り組むことの楽しさを味わえたことは一人ひとりの表情を見ることで伝わってきました。ワークショップが終わり、各クラスへ戻っていった年長児さん。早速、覚えたての積み方を保育室で試していました。これからのカプラ積み木の遊び方がどのように変化していくのかが楽しみです。