東日本大震災発生時の対応に学び、災害に備える

先日「東日本大震災発生時の対応に学び、災害に備える」をテーマにした研修に参加しました。

大阪府は、いくつもの活断層による直下型地震や、海溝型地震である南海トラフ地震による被災が想定されており、その他台風や豪雨災害による被災も増えています。起きてはならないですが、想定外の災害により、避難をするときの備えは十分できているのか?具体的にどんな備えをするべきか?等の研修でした。

万が一、保育園で災害が起きた時、保護者の方がお迎えに来られない状況が起こり、園内で避難生活を送る可能性が高くなります。東日本大震災時には、アレルギーをお持ちのお子さんが、非常食を食べる際に、アレルゲンの混入で、アレルギー症状を引き起こすなどの事例がありました。「そんな時の為に、アレルゲンを記載したタスキや腕章等の用意をすることで、アレルギーを持つ子どもたちの命を守れる」と聞き、さっそく準備をすることになりました。しかし、避難の際にタスキや腕章は0,1才児には付けにくいことを考え、私たちの園ではゼッケンにしました。非常時には対象園児さんが着ることで、アレルギーの有無を誰が見ても確認できるように避難袋に常備しました。

ご自宅でも災害時の備えの参考にして頂ければと思います。