卒園式のメッセージから
卒園する子どもたちへ
みんな保育園で過ごして来た毎日思い出してみてください。
一番になれて嬉しかったこと。負けて悔しかったこと。そんなことありましたね。だれかとくらべてうまくできたり、早くできたりはしなかったけど、みんな最後まであきらめずにがんばったこと。ちからを合わせていろんなことにチャレンジしたこと!
みんなちがうんです。そしてちがっているからたのしいし、おもしろい。これから小学校に行ったら新しいことにたくさん出会うと思います。
誰かが困っていたら「だうしたの?だいじょうぶ?」と聞いてあげようね。私がこまったら「助けて!」といいましょう。
そして何より「あなたは大切なひと」だということ忘れないでください。保育園の先生たちはみんなをこれからも応援していますよ。元気でね。おめでとう!
保護者の皆さまへ
お子様のご卒園おめでとうございます。晴れた日雨の日、暑い日寒い日と保育園に通った日々は思い出がいっぱいですね。お疲れ様でした。「保育園行かない!」と泣いていた子どもたちは「おうちかえらない!もっと遊びたい!」というほどたくさんの経験を積んだ遊びの名人になりました。
毎日生活を共にしながら喧嘩を重ね、自分の気持ちを伝え、相手の気持ちも理解し、折り合いをつける力が育っています。何よりも色々な違いをもったお友達を思いやり、手伝ったり、励ましたり、そっと見守ったりと立派な「お助けマン」になった子どもたち。本当に素敵です。子どもたちのやさしさは望之門保育園の自慢です。いよいよ小学生。新たなページが開かれます。大人も子どももドキドキですね。子どもたちが健康で増々自分らしさを発揮し、「わたしもあなたも大切」がこころの根っことして根付いてくれること心から願っています。
最後に、私、金恵栄は3月末をもって望之門保育園を退職いたします。阿倍野でのたくさんの出会いと経験は私の財産としてこれからも大切にしたいと思います。今後とも保育園の強い味方でいてください。本当にありがとうございました。皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。 望之門保育園 園長 金恵栄(キムヘヨン)